長期運用で金利を受け取る
FXで金利を受け取れる仕組みを『スワップポイント』の項で説明しましたが、このスワップポイントも他の投資商品同様に複利運用が可能です。複利運用とは、増えた金利(利子)を再投資して元金に組み入れる方式で、金利に金利がつくことを言います。では、単利で運用した場合と複利運用の違いを実際に考えてみましょう。
また、当サイトでは『複利運用の計算シミュレーター』をご用意しておりますので、運用計画の立案にご利用ください。
スワップ金利の運用例
計算条件
・購入通貨:豪ドル(AUD=100円)を3万通貨購入
・証拠金:100万円
・レバレッジ:3倍で運用
・スワップ金利:180円/日(1万通貨あたり)
※1年365日と設定、相場変動による為替差益は考慮しない。
単利運用
1年間で受け取られるスワップ金利は
180 × 3 × 365 = 197,100円
3年間だと 197,100円 × 3 = 591,300円 となります。
複利運用
スワップ益を1,000通貨単位で買い増しすると想定。(レバレッジは3倍を維持)
1,000通貨買い増しするために必要な証拠金は、1,000×100÷3=33,333円
毎日の受け取りスワップは、180円×3=540円(レバレッジ3倍)なので、
最初に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、33,333÷540=61.7 →62日
2回目に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、33,333÷(540+18)=59.7 →60日
3回目に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、33,333÷(540+36)=57.8 →58日
4回目に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、33,333÷(540+54)=56.1 →57日
5回目に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、33,333÷(540+72)=54.4 →55日
6回目に1,000通貨買い増しするために必要な日数は、33,333÷(540+90)=52.9 →53日
複利運用した場合の1年間で受け取れるスワップ金利を計算すると、
| 計算期間 | スワップ金利×計算期間 | 発生するスワップ金利 |
|---|---|---|
| 購入~61日まで(61日間) | 540×61= | 32,940 |
| 62日目~121日(60日間) | 558×60= | 33,480 |
| 122日目~179日(58日間) | 576×58= | 33,408 |
| 180日目~236日(57日間) | 594×57= | 33,858 |
| 237日目~291日(55日間) | 612×55= | 33,660 |
| 292日目~344日(53日間) | 630×53= | 33,390 |
| 345日目~365日(21日間) | 648×21= | 13,608 |
| 合計= | 214,344円 |
1,000通貨単位で買い増ししていくことによって、スワップ金利も徐々に増えていき、買い増しする期間も短くなっていきます。こうした計算を単利運用と同じ期間の3年でやっていくと、下図のようになります。

単利運用した場合における3年間のスワップ金利は約59万円、複利運用した場合は約79万円と、およそ20万円近くも金利が違ってきます。資金に余力がある方は1万通貨単位の買い増しでジャンジャン複利運用が可能ですが、少ない資金で複利運用を効率的に行うには、こうした1,000通貨単位での買い増しが有利です。
『複利運用の計算シミュレーター』で実際に運用計画をたててみましょう!
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